自分が使った花材事典:梅(白梅)

2021年3月21日

なぜか紅梅のほうを先にアップしてしまっていますが、切花として出回っているのは、白梅のほうが断然多いです。

この白梅、買ったときにはかなりつぼみが固い状態でした。
いずれ咲くことは分かっているので、固くたって悪くはないんですが、あまりにも花の気配が無いと、どうもいじっていて面白くありません。

でも、矯めるときには、いっそ固いつぼみくらいのほうが扱いやすいと感じることもあります。
梅も折り矯めできるので、かなり好きなように形をつけることができます。

たとえば、このような直立している枝を……

ほとんど真横に伸ばすようにもできる。

梅は、このごつごつした枝に、可憐な花がつくのがステキだと思います。

私は、梅は満開よりも、まん丸なつぼみがところどころに散らばっているくらいが好きです。