自分が使った花材事典:ジンジャー

2019年6月24日

面白い……。

ジンジャーには、いろいろと種類がありますが、非常に面白いものが多いです。私は、スネークジンジャーを初めて見たときのショックを忘れられません。スネークと、グロッパが同じ一族だなんて、いまだに信じられない。

この画像のジンジャーは、スネークでもグロッパでもなく、「インディアンヘッド」と言います。
私は、なぜかこの品種名が脳内に定着しなくて、いつも
「ほらあの、ブリティッシュじゃなくて……スコティッシュじゃなくて……ハンガリアンじゃなくて……インディア……そう!インディアン!」
というふうに思い出します。

いけばな屋が、なんかやってやりたくなる風貌をしているんですねえ。面白いヤツです。

このフォルム、質感の面白さから、つい花の顔に注目しますが……

いけばな的には、軸のうねりも面白い!

このジンジャーはほかのと違って、べろっと開いてくる花弁が無いのかと思いきや。


↑やがて黄色い花が出てきます。たぶん本当の意味での「花」は、この黄色い部分なのだと思います。