自分が使った花材事典:サンキライ(花)

2016年7月27日

サンキライの花は、切花では出回りません。画像のサンキライは、うちのベランダで咲いたものです。

グリーンの、小さな花です。
花のアップは、先日アップしたこちらの記事でご覧ください。

このサンキライが、滅茶苦茶元気で、画像は3月31日に撮ったものなのですが、実は本日まで変わらず元気にピンピンしてます。

緑の実のサンキライは、フレッシュなものが切花で出回ります。すでに、こちらに記事をアップしています。
グリーンサンキライは、そんなに水揚げが良いとも言えない花材です。しかし、上の画像のサンキライは、自家製切花の利点で、切って即水に入れているためか、とても勢いが良いまま一ヶ月以上生きています。

↓しかも、ただ「生きている」だけではなく、着々と新しい枝を伸ばしてきています。

つるも巻きひげも、日々新しいものが生まれています。
あまりにも成長著しいので、最初は「発根してくるんじゃないか?」と思っていたのですが、どうもその気配は無く、このまま水栽培できるということではないようです。

ほかに花屋で売っているサンキライと大きくちがうところと言えば、巻きひげのかわいらしさですね。
小さいのが、くるんくるん出てきて、良いポイントになります。こういうの、流通させられないものかしら。

あと、花屋のサンキライとは、つるの硬さが違います。
花屋売りのサンキライのほうがしなやかで、うちのサンキライのほうが硬いです(逆のような気がしてたのに)。

おかげで、つるを水平に伸ばせます。


このような「違い」を総合するに、自家製サンキライを使ったら、流通サンキライを使ったいけばなとは、かなりテイストの違うものができると思うのです。
おお、自家製サンキライで草月展出品とか、アリだな。
よし、大事にしよう!