自分が使った花材事典:野バラ(花)

2019年5月21日

野バラの切花の、実じゃなくて花の方は、花屋には出回りません。

ということは、どっかから切ってこないと、野バラの「花」は生けられないということです。
画像の野バラは、seiローズガーデン出荷の品でございますよ。うちのベランダで咲きました。
「うちの子」ですので、文句なしにかわいいです。いや、美しいです。こんな美人で良いものだろうか、いいや、良くない! あまりにも罪深い!

などという、盲目的親バカ的うわごとなど言い出すほどに、「咲かせ親」は嬉しいです。
だって、去年までは、花の数が少なくて、切花にできなかったのですから。
ほんの一枝でも、家の中に持ち込めたことが、嬉しくてなりません。

来年は、3本くらい切れるようになってくれるといいな。
もっと長い枝に、たっぷり房咲きになってくれたりしたらもっといいな……。

この花、ほぼ一日花なんです。正確に言うと、「一日半くらい」です。明日になったら、散ってしまうんですね……。(だから、売り物にならないのね)

ほんの小さな一重の花が、たった四つ咲いているだけなのに、えらいもので、ちゃんとローズ香がします。うちには、ローズ香のルームスプレーがありますが、あんなもん、所詮ニセモノですな。本当の「かぐわしい薔薇」って、こういうことだねえ。

↓イチゴにそっくりな花。

これを見ると、なるほどイチゴはバラ科なんだなって、良く分かります。

蕾が、何気に薄ピンクでかわいい。
このくらい色づいてくると、翌日に開花します。