自分が使った花材事典:アンスリウム(複色:赤×緑)

2019年4月29日

「自分が使った花材事典」が、やっと200種類目になりました。200くらいに二年もかかってしまった……。

で、アンスリウムです。顔の大きい、形もちょっと暴れたアンスです。


すごく変な花の形に見えますが、ほかのアンスと同様に、ハート型の花です。ハート型にひねりが入っているので、妙な形に見えますけど。

アンスも、これくらい個性的で迫力ある形になってくると、これを一本挿しているだけで、なにやら花が「プロい」感じになります。これを玄関の一輪挿しに飾るために買う人は、あまりいませんからね。

ちなみに、玄関の一輪挿しに、このアンス二本をただ挿したらどうなるかというと、
↓こうなりました。

なんだ、この不思議物体は。
花も人も、適材適所だねえ、と思わずにはいられません。

このアンス、1本400円くらいで、安く買えたと思います。

↓私の手のひらよりも大きいです。

アンスは、このように大きくなればなるほど、首のところから傷み易くなります。
また、花(本当は「苞」ですが)がベターっと水を下げたりしやすくなります。

小振りのアンスが丈夫だった記憶を元に、大型のアンスも持ちがいいはずだと思い込むと、花展などで痛い目にあうことがありますので、気をつけましょう。