自分が使った花材事典:オンシジウム(オブリザタム)

2019年4月24日

一般的なオンシよりも、細かい花の品種です。


繊細な花です。
花弁の、茶色いゴマが少ないのもいいですね。一般的なオンシよりも、大輪オンシよりも、もっと優しい印象です。

花の形に注目すると、ちゃんと「オンシ型」というか、「蘭型」をしています。

この花弁、オンシとしては硬くて、そのために、だらしなくベローンとなることがありません。
大輪オンシって、良いんですけど、安価な大輪オンシは、上記のような「べろーん」があるんですよね~。あれなら、いっそ輪の小さいほうがましなくらいです。

オブリザタムは、小さくて、色も薄め。遠くから見るとチラチラと黄色が輝いているようです。
極小の蝶が舞っているようにも見え、小さいくせにやたらと優雅なのです。