自分が使った花材事典:ユリ(オリエンタル系・黄)

2019年3月29日

品種名を聞きもらしました。

コンカドールにしては、花色が均一ですよね……。

このユリは、軸がしっかりして、開きがきれいで、使い易い花でした。

私は、オリエンタル系は、あまりお上品にサラッと咲く花形よりも、グワッと開いて、花弁の先が深く反り返っているくらいのが好きです。
しかし、そういう花型は、結局花束に作りにくかったするんですよね。サラッとして、どんな花材とも馴染んでいくような花型が生き残っていき、私の好きな花型は淘汰されていってしまうのかもしれません。

花業界は、「花束」と「アレンジメント」から得られるお金がとても大きいのです。そのため、花材は、どんどん花束・アレンジメントに作りやすいような姿で出荷されるようになります。
いけばな家みたいに、「曲ったところが面白い」と言って買っていく人なんて、少数の珍しい人です。

しかしですな。私は子供の頃から思っているのですが……八百屋に、あるタイミングで「ハニーバンタム」という甘いとうもろこししか無くなり、甘くないとうもろこしが店頭から消えたときから思っているのですが……成熟した市場というものは、「こういうのが売れる」となったら、そればっかりが入荷されるようになるのでは、少々情けないです。
「主にそればっかり」であってもいいのですが、「それ以外のもの」にも、ちゃんと座る席が用意されている市場であって欲しいと思います。