自分が使った花材事典:パンジー(園芸品種)2種類

2023年3月23日

園芸品種(だと思う)パンジー

多分園芸品種だろう、と思うパンジーです。

実は切り花として売ってたんですけど、その長さを見ると、どーも園芸品種ではないか、と思えてなりません。
並べてみますと、下のようになります。

これは、農協の販売所でミニミニ花束みたいにして売っていたものです。多分、普通の苗物パンジーの、茎の長いやつを切って出荷したんじゃないでしょうか。

こちらにしてみれば、園芸品種か切り花品種かなど、きれいであればどっちでも良いです。ただ、ちょいと茎が短すぎて、我が家ではミニ花瓶など充実していますからドンと来いですが、一般のお宅だったら飾り難いかもな、と思いました。

このパンジーは、私の好みにピッタリの色で、切り花として満足させてくれました。なんと、購入してから3週間たつのに、まだ最後の一輪が咲いています。ついていたつぼみが、次々と開花してくれて、いっこうに花が途切れません。こうなると、高級生花店で売っている切り花パンジーよりも、よほど良いじゃないかということになってきます。さすが農協の売店です。

自家製パンジー

切花で入荷したパンジーではありません。自家製の鉢物パンジーです。

花首が4cmくらいしかありません。そのため、生けるには制約が大きいのですが、スミレ好きの人間には、パンジーを生けるのは大きな喜びなので、私は家でパンジーが咲いているときは、少なくとも2~3本は切って生けます。

ところで、生産されている切花パンジーというやつが、私には不思議でたまりません。(今までに、私は2回くらいか扱ったことがなく、それも水揚げしただけくらいのお付き合いなので、自分の好きなように生けたことはありません)あれは、茎が20センチくらいありますよね? あれの、生産の現場を見たくてたまらないんですけど。どんな姿のパンジーなの? 普通のパンジーの株で、ただ花首だけが圧倒的に長いわけ?

私が、今までに自分で育てたパンジーの中では、虹色スミレがもっとも花首が長いパンジーだったと思います。それでも、せいぜい10cm弱じゃないですかね。あれ以上長いと、茎が自立しないと思うけど、枠だか支柱だかで支えてるんだろうか……。

でもまあ、今回は、我が家のベランダの普通のパンジー君です。
花首が短いので、ミニ花瓶に挿すのが関の山です。

しかも、花の顔も小さいので、1本ではもちろん、2~3本挿したところで、花瓶のボリュームに勝てません。そこで、グリーンの力を借りました。

花の顔のことを言いますと、私は、ここまで暗い色のパンジーは、そう好きではないのです。私の好みは、果てしなく「薄紫一直線」なのです。
顔の中に、黒の面積が大きいのも好きじゃないんですよね~。花屋では、黄×黒のパンジーは、結構よく売れるのですが、私はあれも「黒が多い」という理由で好きじゃないです。

好きじゃない色でも、家で咲いたパンジーはかわいいです!