自分が使った花材事典:ネジバナ

家のバラの鉢に、気が付いたらネジバナが咲いていました。

バラの鉢に雑草が生え、ここまで立派に花を咲かせちゃうまで気が付かないというのは、バラ・ガーデナーとしては大いに問題がありますが、まあそれはちょっと置いといて、ネジバナがきれいだったので、切ってきて飾ることにしました。(ネジバナの開花期をご存知の方にはバレバレですが、この画像は2ヶ月ほども前に撮ったものです)

ネジバナは、園芸種もあり、単に「ネジバナ」と言ったときに、人が思い浮かべるのは園芸種のほうかもしれません。しかし、私は、園芸種のほうを育てたことが無いせいか、「ネジバナ」というと雑草の方の「ネジバナ」が脳内に出てきます。

子供の頃は、ネジバナをその辺の空き地とか、駐車場の脇とかで摘んできたものです。ネジバナは、見事な螺旋になるところが面白いですよね。これって、花が重ならないようにするためのシステムでいいのでしょうか。

そして、どうもあまり世間様に知られていないようでもどかしく思っていることがあるのですが………ネジバナって、「蘭」なんですよね。
これ、意外に知られていません。あんなに身近にあるのに、不思議なことです。

みんな、蘭だよ。
春蘭とかは、東京の住宅地で自然に咲いてるのを見るのはすでに難しいけど、ネジバナは、とっても気楽に見られる「自然の蘭」ですよ。もっと愛していいんじゃないかなあ。

花に接近してみると、カトレアの小さいのみたいなのが分かりますよね。

色もきれいだし、庭の隅に咲いてたりしたら、急いで引っこ抜かないで、鑑賞してもいいんじゃないでしょうか。

ただ、切花にして飾るとなると、小さいので、飾り方に困ることが多いと思います。

何かとあわせると、完全にネジバナが負けるので、単体で飾ることにしました。茎が細く、その細い茎に咲く花も細かいので、ネジバナを一本バチッと立てて、「ミニチュアいけばな」みたいにしてしまいました。

すごく細い茎なのに、豆剣山にちゃんと刺さってくれました。剣山丸見えなのはかっこ悪いので、白い砂利を入れたら、「偽お流儀花」みたくなった……。

ぐい飲みに雑草一本飾るだけのことに、剣山と砂利を出してこなくてもいいだろ、というツッコミは甘んじてお受けいたしましょう。

砂利は、入れるなら入れるで、剣山を全部隠すのがよろしいと思います。たまに、剣山の角が砂利の間から見えてる人がいますが、「砂利が足りなかったのかな?」などと思われるので、面倒でも全部隠しましょう。(砂利って、きっちり隠そうとすると思いのほか量がいるし、稽古場だと、それをすぐに片付けるのが分かってるのでめんどくさいと思うものなんですよね。わかるわかる。)

砂利は、足りないよりはたっぷりな方がいいですよ。↓これも、結構入っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。