自分が使った花材事典:フトイ

2018年11月1日

フトイは、ひゅーっと細い線状の素材です。「細いのにフトイ」という、花屋さんジョークがございますねえ。

夕方に撮った画像なので、ちょっと微妙に変な色ですが、ご容赦ください。

本当は、もっときれいな濃いグリーンです。

先端の部分に寄ってみると、このようになっています。

この、先端の部分は、ポイントとして活用することもあるし、幾何学的な線の表現に徹してしまいたいときには、全部切ってしまうこともあります。

フトイのよくある使い方としては、長い線の姿をそのまま強調して、わさっと広げたりしますね……。


(本当は、もっと大きく広げたかったんですけど、広げすぎると撮影困難な狭い部屋なので、このくらいでガマンしてしまいました)
線の生かし方としては、たくさんのフトイを広げるよりも、たった一本をピシッと立てるという方法もあります。

あと、フトイは折ってもいいんです。


これくらいの折り方なら、がくっと落ちずにこらえてくれます。

折り方は色々あるので、作品によって工夫するのも楽しいものでして。

こんな風に、傘みたいにしてみたり、

流れ落ちるように下に落としてみたり、

もっとムチャムチャに折っちゃえ、ということもできます。

フトイは、このように、分かり易い線を引けるうえに、いじくり甲斐があるので、展覧会花材として人気があります。